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「学ぶべきことが1つある」華麗ミドルで移籍後初ゴールのカン、ドルトムントの課題を指摘

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移籍後初ゴールを挙げたMFエムレ・カン

 ドルトムントは8日、ブンデスリーガ第21節でレバークーゼンと対戦し、3-4で競り負けた。前半33分に移籍後初ゴールを決めたMFエムレ・カンは「守備面の改善が課題だ」と言及している。クラブ公式サイトが伝えた。

 ウインターブレイク明けから3試合連続5ゴールを記録し、3連勝と調子を上げてきたドルトムント。アウェーでの今節は、先制を許したものの、前半22分にDFマッツ・フンメルスのゴールで追いつくと、33分に移籍後初先発のカンがコントロールされた鮮やかなミドルシュートを決め、逆転に成功した。

 しかし、2-2で迎えた後半20分にDFラファエル・ゲレイロが勝ち越しゴールを挙げたが、後半36分、37分と立て続けに失点してしまい、3-4で敗戦。連勝が3でストップし、暫定での首位浮上とはならなかった。

 後半42分まで出場したカンは「力はあるけど、学ぶべきことが1つある」とチームの課題について言及。「リードしたら、もっと“ダーティー”にいく必要があるということだ。簡単に言えばね。時にはファウルも必要だし、もっとしっかり守らないといけない。美しい攻撃的サッカーもいいけど、守備面の改善が課題だ」と指摘した。

 それでも今冬の移籍市場で加入したドイツ代表MFは「もちろん手痛い結果だけど、シーズンは長い。いろんな事が起こり得る。僕は、このチームを信じている。まだ入って1週間だけど、力はある。ベストを尽くしてチームに役立つつもりだ。長らくプレーしていなかったから、僕自身いい出来ではなかったけど、これから良くなっていくよ」と前向きなコメントを残している。

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