beacon

超激戦ミラノダービーはインテルに軍配! イブラ貫禄の1G1Aも…ミランは後半4失点で逆転許す

このエントリーをはてなブックマークに追加

インテルがミラノダービーを制し、首位ユベントスと同勝ち点に並んだ

[2.9 セリエA第23節 インテル4-2ミラン]

 セリエAは9日に第23節を行った。インテルミランはセリエAで172回目のミラノダービーをサン・シーロで行い、インテルが4ー2で勝利。ミランはFWズラタン・イブラヒモビッチが1ゴール1アシストを記録するも、インテルが2点ビハインドから後半4得点で逆転に成功した。

 ともに調子を上げているインテルとミランのダービー。前日に首位ユベントスが敗れたため、2位インテルは勝利を収めれば同勝ち点に追いつくことができる。FWラウタロ・マルティネスが出場停止のため、3-5-2の布陣でFWアレクシス・サンチェスとFWロメル・ルカクが2トップに起用された。

 ミランはイブラヒモビッチ加入から調子を上げ、2020年は公式戦7試合で無敗を継続中(5勝2分)。4-4-2の布陣でイブラヒモビッチとFWアンテ・レビッチが2トップを組んでいる。

 前半は拮抗状態のまま試合が進む。ミランは前半9分にはMFハカン・チャルハノールが右足ミドルを放ち、ゴール左ポスト直撃。インテルも同19分に右CKをDFディエゴ・ゴディンが頭で合わせるが、ゴール左外に逸れる。24分にはルカクがPA右から折り返し、MFマティアス・ベシーノがボレーを放つがGKジャンルイジ・ドンナルンマの正面に収まった。

 試合が進み、ミランがペースを握り始める。すると前半40分に先制。MFサムエル・カスティジェホがPA内に浮き球パスを放ち、イブラヒモビッチが落とすと、最後はレビッチがゴール前で流し込んだ。さらに前半アディショナルタイム2分過ぎ、カスティジェホの右CKをMFフランク・ケシエがワンタッチ。ファーサイドに流れたボールをイブラヒモビッチがヘディングシュートで押し込んだ。

 ミランが2-0で前半を折り返すと、後半開始早々からインテルが反撃を開始。後半6分、MFアントニオ・カンドレーバのキックは相手DFにブロックされるが、浮いたこぼれ球をMFマルセロ・ブロゾビッチが左足ボレーで豪快に放ち、ゴールに突き刺した。さらに2分後に同点弾。ゴディンの縦パスにサンチェスが反応し、ゴール前でバックパス。ベシーノが右足シュートを放ち、DFシモン・ケアーの股を抜けてゴールネットを揺らした。

 2-2と追いついたインテルは後半25分に試合をひっくり返す。右CKをニアサイドのDFステファン・デ・フライが体勢を崩しながらも頭で合わせ、ファーサイドに流す。ドンナルンマの守備範囲を免れたボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 インテルは後半27分にサンチェスに代えてMFクリスティアン・エリクセンを、同35分にはカンドレーバに代えてMFビクター・モーゼスを投入。ミランも35分にカスティジェホに代えてFWラファエル・レオンを、36分にはケシエに代えてMFルーカス・パケタを出場させた。直後にインテルは中盤でFKを獲得すると、エリクセンが無回転シュートを放ち、ゴールポストを直撃。試合は緊張感を切らすことなく続いていく。

 インテルは終了間際にルカクがダメ押しの4点目。試合はそのまま終了し、インテルが4-2で勝利。前日に敗れた首位ユベントスの勝ち点54に追いついた。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中

TOP