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元イングランド代表FWがポグバに同情「スケープゴートにされている」

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 元イングランド代表FWダレン・ベント氏は、MFポール・ポグバがスケープゴートにされていると感じているようだ。

 2016年夏にユベントスから当時の世界最高額でマンチェスター・Uと再契約を結んだポグバ。しかしこの4シーズン、度々ケガに泣かされ、一貫性に欠けるパフォーマンスに終始するなど凋落するチームの中でフランス代表MFへの風当たりは増すばかりだ。

 今シーズンも足首の負傷に悩まされ、ここまで公式戦8試合の出場に留まるポグバについて、ベント氏は『トーク・スポーツ』で「彼のことを少しばかり可哀想に感じるときがある。彼はすべてに対してのスケープゴートにされている。プレーしていないときでさえも、みんなは彼を非難し、いつも彼について話している」と多くの非難を受ける同選手に同情した。

 その一方で、同氏は「ただし、ソーシャルメディアが彼の助けになっているとは思わない。彼が病気にかかったと言った後、兄の結婚式に参加し、ダンスしていたんだ。明らかに間違った方法でみんなを刺激してしまっている」とポグバ自身の振る舞いにも非がることを強調した。

何かと話題に事欠かないポグバだが、一部ではマンチェスター・Uが今夏の移籍市場で売却に踏み切ると報じられている。そんな26歳のフランス代表MFの新天地に関して、ベント氏は自身の考えを示した。

「ポール・ポグバのような選手が市場に出れば、多くの買い手が現れるだろう。マンチェスター・シティのようなクラブが獲得に乗り出したって私は驚かない。リヴァプールだってなくはないだろう。彼がトップフォームを維持すれば、世界中のどのチームでもやっていける」

「(ポグバの退団は)選手とクラブ、双方にとって最善だ。そうなれば、多くの人はポール・ポグバといったスケープゴート探しよりも近年低迷するマンチェスター・ユナイテッドのことだけに気を掛けることができるはずだ」

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