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「16歳のときのような気持ちになった」28歳FW、マンU“復帰”ならず

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ボーンマスFWジョシュア・キング

 ボーンマスのノルウェー代表FWジョシュア・キングは、1月の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドのトップターゲットとして挙げられていた。しかし、移籍は叶わなかった。

 1992年1月15日生まれの28歳は、08年からマンチェスター・Uの下部組織でプレー。しかし、トップチームでは出場機会をつかむことができずに10年からは毎年のようにローンで出されると、12-13シーズン途中にブラックバーンに完全移籍を果たし、15-16シーズンからボーンマスでプレーしている。

 今冬、マンチェスター・Uを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、攻撃のオプションとして、かつて指導していたキングの獲得を熱望。キングにとっても古巣への復帰は「夢が叶った」ことのようだった。しかし、最終的に移籍は成立せずにマンチェスター・Uは上海申花のFWオディオン・イガロを獲得することになった。

 英『メトロ』によると、ノルウェー『TV2』の取材に応じたキングは「どれほど実現に近付いたのか、明確な答えは分からない」と前置きしつつ、「起きている出来事に対して、僕は信頼をしていた。ユナイテッドと噂され、それが実現しそうだと聞いたときは、夢を実現するためイングランドに渡った16歳のときのような気持ちになったよ」とマンチェスター・Uへの復帰を前向きに捉えていた。

 しかし、移籍は実現しなかった。「だけど、なぜか実現しなかったんだ。なぜかは分からないよ。あのときは夢が叶ったような気持ちだった。そのことに嘘はつけない」。ボーンマス残留が決まったFWは「ボーンマスにいる限り、このクラブのために全力を尽くすし、懸命にプレーしなければならない」と語っている。

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