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[MOM3157]三菱養和SCユースDF畑橋拓輝(2年)_攻守で大仕事!“ザ・養和”のCBが東京都CY U-17MVP!

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前半15分、三菱養和SCユースのCB畑橋拓輝が先制ヘッド

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.11 東京都CY U-17選手権決勝 東京Vユース 0-2 三菱養和SCユース 味フィ西]

 文句なしのMVP選出だった。三菱養和SCユースのCB畑橋拓輝(2年)は前半15分に左CKから先制ヘッド。また、後半37分にスーパークリアしたのをはじめ、味方がピンチになりかけたシーンでクロスをカットしたり、対人守備での強さを見せるなど際立つプレーを見せた。

 先制ゴールは欲を捨てたことで引き寄せたゴールだった。前日のシュート練習で決められず、苛立ちかけていたというが、コーチからの助言で自分の仕事に集中。「『おい、オマエは欲出すな、オマエは守っとけば良いんだ』と言われて、確かに欲出して良いことはないなと」。まずは守備で無失点に抑えることを頭に置いて臨んだ結果、攻撃面でも「『過去一』くらいに良かったです」というゴールが生まれた。

 会心の先制ゴール以上に喜んだのが後半のスーパークリアだ。「最高でしたね」。相手FWがGKと1対1になった瞬間、感覚的にファーサイドをカバー。誰もが入ったと思ったシュートをかき出し、咆哮した。本人も納得のパフォーマンス。MF影山秀人(2年)とともに精神的支柱の役割も担うDFが、決勝でヒーローになった。

 生方修司監督が「“ザ・養和”というか、小学校の時から魂を前に出して、CBのメンタリティーを持っていた」と評価する183cmの実力派CB。普段の練習会場が住宅街に位置しているため、やや声をセーブしているというが、「試合では爆発してやろうと」と声、プレー面でもフルパワーで試合に臨んでいる。

 試合前には常に“闘将”の動画をチェック。「(以前は色々な選手のプレー動画を見ていたが、)国体の時にコーチが『オマエ、プジョル見ろ』と言われて、プジョルをずっと見ています。彼の守備の意識という部分は見ていて鳥肌が立つところもありますし、良いところがありますね」。その影響も受けながら戦うCBは左腕のキャプテンマークもパワーに、声と背中でチームを引っ張っている。

「シーズン始まって最初のタイトルを取ったのは自信になる。それは良かった。(個人的にも) こういう人が集まった中で結果を出せたのは良かった」。チームは無失点V。個人としてもMVPを獲得したDFが、4月開幕のプリンスリーグ関東でも対戦相手の前に立ちはだかる。

(取材・文 吉田太郎)

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