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FIFA eクラブワールドカップはアメリカ・Complexityが優勝、日本勢・Blue UnitedはGL敗退に

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アグ(左)とつぁくとの「Blue United eFC」はグループリーグ敗退となった

「FIFA eクラブワールドカップ」が7日から9日まで行われた。アメリカ人のJoksanとMaXeによる「Complexity」が初優勝を成し遂げている。日本勢から唯一の出場となった「Blue United eFC」はグループリーグ敗退となった。

 サッカーゲーム「FIFA 20」を対象に行われる本大会は、まず24チームが4つのグループに分かれてグループリーグを実施。1回の対戦で3試合を戦って勝ち点を積み重ね、上位4チームが決勝トーナメントに進む。

 つぁくととアグによる日本勢「Blue United eFC」は初日に3クラブと9試合を行い、1勝2分6敗で勝ち点5を獲得した。2日目は2クラブとの対戦で6試合を行い、3勝1分2敗。勝ち点10を上乗せさせて合計勝ち点15となったものの、5位でグループリーグ敗退となった。

「Blue United eFC」の公式ツイッター(@BlueUnitedeFC)では2選手の試合後インタビューを掲載。国際大会初挑戦となったアグは「悔しいですけど、次に向けてまた頑張っていきたいと思います」とコメントし、つぁくとは「チームとしては大会を通してかなり成長できたと思います。この成長をeJリーグの予選などにつなげていけたらと思います」と語った。

 決勝は「Complexity」と「Ellevens Esports」が対戦した。「Ellevens Esports」はレアル・マドリーのガレス・ベイルが共同オーナーを務めていることでも知られる新興チーム。第1試合の1対1では「Complexity」のJoksanが勝利も、第2試合の2対2は「Ellevens Esports」が制す。そして第3試合の1対1では、「Complexity」のMaXeが0-0のPK戦の末に2-1で勝利。「Complexity」が3本勝負を2-1で制し、世界の頂点に立った。

 喜びを爆発させた「Complexity」のJoksanとMaXeだが、長いシーズンの先をまだ見据えている。試合後のインタビューでJoksanは「まだシーズンはあります。夏のeワールドカップでも優勝したいです」と語り、MaXeも「それがすべてのFIFAプレーヤーの野望なのです」と戦友に同意していた。

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