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東京決勝でも得意のヘッド決めて4戦7発!!三菱養和SCユースの1年生右SB西久保がゴール量産中

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追加点のヘディングシュートを決めた三菱養和SCユースの右SB西久保駿介(左)は対人守備の強さも見せた

[2.11 東京都CY U-17選手権決勝 東京Vユース 0-2 三菱養和SCユース 味フィ西]

 投入直後の右SBがいきなりストロングポイントの高さを発揮した。三菱養和SCユースのDF西久保駿介(1年)は後半開始から右SBとして出場。その2分後に右CKからヘディングシュートをねじ込んだ。

「スタートじゃなかったことは悔いがあるんですけれども途中から出て、見せつけてやろうと思っていました」。前半にCB畑橋拓輝(2年)が同じくCKからヘディングシュートを決めていたことも刺激に。「後半出て、自分も決めてやろうと」イメージしていた通りの一撃だった。

 180cm近い長身を持つ西久保は抜群の打点の高さを誇るヘッドと、味方のクロスに飛び込む得点嗅覚も持ち味とするSB。今回の東京都クラブユースU-17選手権は1試合4得点を記録するなど、4試合でチームトップの計7得点を叩き出している。

 今大会の活躍は本人にとっても自信になったようだ。「自分でも4点取ったり(Raiz Chofu U-18)、初戦(東京武蔵野シティFC U-18)も自分の(2得)点で2-0というのは自信がつきました」。今後は相手のマークを外す技術力などを改善していく構えだ。

「来年あるというのは考えずに今年1年、この代でプレミア昇格と自分のパフォーマンスとしても高いレベルでできるように頑張っていきたいです」。この日は年代別日本代表のスタッフも訪れる中でアピール。本人の予想を超えるゴールラッシュでハードルを上げてしまっている感もあるが、チームの勝利に貢献しながら貪欲にゴールも狙う。

(取材・文 吉田太郎)

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