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「鹿島で成長して帰ってきた」名古屋復帰の相馬勇紀が見据える新シーズン

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キックオフカンファレンスに出席した名古屋MF相馬勇紀

 常勝軍団で成長を遂げ、名古屋グランパスに帰ってきた。U-23日本代表MF相馬勇紀は今季、半年間レンタル移籍した鹿島から復帰。「メンタルの部分を学ばせてもらいましたし、こういうプレーはもっと必要だったなと感じることもあった」と武者修行で学びを得つつ、「鹿島で成長して帰ってきた。今年は自分の武器でチームを勝たせられるような存在になりたい」と意欲を燃やした。

「風間監督にはいろいろな技術を教えてもらって感謝していますし、フィッカデンティ監督のサッカーは自分の特徴にもともとフィットするものだと思っている。スピード、ドリブル、仕掛けの部分、点を取るところを直結させていきたい。フィッカデンティ監督からは仕掛けのバリエーションを教えていただいて、いろんなことができるようになってきて楽しいし、さらにレベルアップしていきたいです」

 今季は選手会長にも就任し、チームを背負う責任感が増している。「チームが良くなれば自然と結果もいい方向に進むと思う。クラブ側に選手が求めていることを言わなければいけない時もあると思うし、スタッフも選手も全部含めて、いいチームにしていけたら」と意気込んだ。

 相馬にとっては、東京五輪を控えた重要なシーズンの幕明けとなる。初のA代表招集となった昨年12月のE-1選手権、1月のAFC U-23選手権ではいずれも大きな存在感を示した。五輪メンバー生き残りを目指す22歳は「(東京五輪を)頭の中に入れながら、Jリーグの最初の期間でどれだけ活躍できるか。チームの勝利に貢献して、成長していくことがつながっていく」と、一試合一試合に向き合っていく。

(取材・文 佐藤亜希子)
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