マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が退任する可能性を、イギリス『BBC』が指摘している。

　欧州サッカー連盟(UEFA)により、2年間の同連盟主催大会参加禁止処分が科されたシティ。以前からファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に関する不正が疑われており、UEFAが調査を開始していた。

　これにより、在籍する多くのトッププレーヤーの流出や信用の失墜、今後の財政面での困難など様々な懸念事項が挙がるが、そのなかの1つがグアルディオラ監督の去就だ。昨季に国内タイトルを総獲りし、一昨季にもリーグを制すなど手腕を発揮した指揮官の退任が囁かれている。

　というのも、昨季までに国内ですべきことはやり尽くしたため、グアルディオラ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の優勝にモチベーションを費やしているという。今季に欧州制覇を達成すればいずれにせよ新天地に赴くのではないか、との見方を以前からされており、『BBC』は2年間のCL参加禁止が決まったことで「今となっては彼の残留を想像することは不可能」との見解を示している。

　なお、グアルディオラ監督の新天地に関しては、ユベントスからの関心が噂されているほか、複数のクラブからの興味も報道。慰留に成功するかどうかは、シティ側がどれだけアピールできるかという点にかかっているようだ。

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