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久保建英の絶妙アシストは幻も…マジョルカが4試合ぶり白星!

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先制点を決めたFWクチョ・エルナンデス

[2.15 リーガ・エスパニョーラ第24節 マジョルカ1-0アラベス]

 リーガ・エスパニョーラは15日、第24節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカアラベスを1-0で破った。久保の投入から攻撃姿勢が強まり、4試合ぶりの白星。久保は絶妙なパスでのアシストがVARの介入により取り消されたものの、上々のアピールを果たした。

 久保は5試合連続でのベンチスタート。序盤は大味な展開となったが、先に決定機をつくったのは3連敗中のマジョルカだった。

 前半29分、相手ゴール前での空中戦からFWアンテ・ブディミルが頭で折り返すと、相手DFリサンドロ・マジャランの腕にボールが当たって主審はハンドのジャッジ。VARの助言を経ても判定は変わらず、マジョルカにPKが与えられた。しかし、MFサルバ・セビージャのキックはGKフェルナンド・パチェコがビッグセーブ。先制の機会は活かせなかった。

 そのまま0-0で迎えた後半7分、前半のアクシデントに続く2枚目の交代カードで久保が呼ばれる。2列目中央のMFアレックス・フェバスとの交代でピッチに入り、右サイドに回った。

 すると直後、久保は左サイドでFWクチョ・エルナンデスのスルーパスに抜け出し、ゴールライン際をえぐってマイナス方向にラストパス。これを受けたMFダニ・ロドリゲスが右足で決めるも、VARによってクチョのハンドが認められ、ゴールは取り消された。久保にとっては 9月22日の第5節ヘタフェ戦以来の移籍後2アシスト目かと思われたが、不運な判定となった。

 久保は後半13分、ペナルティエリア際でDFアレハンドロ・ポソの横パスを受けて左足を振り抜くも、シュートは力なくパチェコの元へ。それでもマジョルカは18分、左サイドを攻め上がったDFレオナルド・クトリスのクロスにクチョがダイビングヘッドで合わせ、ボールはパチェコに防がれたが、こぼれ球をクチョが決め直して先制に成功した。

 その後は守勢モードのマジョルカ。最後の交代カードで攻撃的サイドバックのポソに代わってDFアレクサンダー・セドラルを入れるなど、ビセンテ・モレノ監督も逃げ切りを図った。後半44分、セットプレーからゴールを割られる場面もあったが、これはオフサイド。守り切ったマジョルカが第20節のバレンシア戦以来、4試合ぶりの白星をおさめた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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