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アリソンが絶好調リバプールに独自見解「血の匂いに反応するサメのよう」

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好セーブを披露したアリソン・ベッカー

 リバプールのGKアリソン・ベッカーは、ここまで歴史的快進撃を続けるチームに“勝利への大きな飢え”があると感じているようだ。

 昨シーズン、ユルゲン・クロップ監督が就任して以降、初タイトルであるUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、その後UEFAスーパーカップ、FIFAクラブ・ワールドカップを制したリバプール。さらに、今シーズンに至ってはプレミアリーグ25試合を終えて24勝1分けを記録し、2位マンチェスター・シティと早くも勝ち点22差をつけるなど、30年ぶりのイングランド1部優勝に限りなく近づく。

 序盤には離脱があったものの、好調を続けるチームを後方から支える守護神のアリソンは、ブラジル誌『Folha』で好調リバプールについて「どのような状況にも対応できるだけの成熟さがチームにあると感じている」と話し、チームのメンタリティを称賛した。

「僕たちは勝利への大きな飢えを持った経験豊富なチームだ。チャンピオンズリーグで優勝の味を知り、今ではもっと勝利を手にしたいと思っている。まるで水中で血の匂いに反応し、集中して攻撃するサメのようだ。僕たちには殺し屋としての感覚が浸透している。今は、望んでいるものすべてを手にできるような気分だ」

 また、昨年には新設された世界最高のGKに送られる“ヤシン・トロフィー”を受賞したアリソン。しかし、ここまで好調を続ける同選手は世界最高の選手が手にできるバロンドールへの挑戦を否定しなかった。

「もちろん、ゴールキーパーがバロンドールを獲得するチャンスはある。でも、多くの要素が絡み合っているんだ。継続性はもちろん重要な要素の1つ。僕の一番の目標は自分自身のベストを更新すること、前のシーズンよりも良くなることだ。ハイレベルな状態を続けることも受賞に向けて大きな前進になると思う」

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