beacon

[新人戦]“公立の雄”大津が2戦17発で決勝Tへ!長崎総科大附も2連勝:九州

このエントリーをはてなブックマークに追加

大津高のFW宮原愛輝は小城高戦でハットトリックの活躍

 第41回九州高校(U-17)サッカー大会(新人戦)が15日に福岡県内で開幕。予選リーグの第1節と第2節が行われた。第2ブロックは今大会出場校で唯一のプレミアリーグ勢、大津高(熊本1)が9-0、8-0で2連勝。平岡和徳総監督は「サイズはないけれど、ボールを失わないことは素晴らしいこと。3バックは落ち着いてさばけるようになった」と語る。

 大津は県立高校で唯一、「高円宮杯JFA U-18プレミアリーグ」に参戦中(公立校では他に船橋市立の市立船橋高)。この2月には選手の負担やコンディションの問題を少しでも緩和するために、サッカー部OB会が中心となってクラウドファンティングに挑戦し、わずか一週間足らずで目標金額の250万円をクリアした(活動は継続中)。平岡総監督が「たくさんの人の期待に応えられるように」と語るように、この九州大会では今後の戦いでも対戦相手を圧倒するような戦いを続けて、タイトルを勝ち取る。

 なお、第2ブロックは勝ち点6の大津がすでに決勝トーナメント進出決定。勝ち点4の鵬翔高(宮崎1)が2位につけている。第1ブロックは九州国際大付高(福岡1)と日章学園高(宮崎2)が1勝1分けで並び、得失点差で日章学園が首位。第3ブロックは勝ち点4で創成館高(長崎2)が首位に立ち、同3の佐賀東高(佐賀1)と飯塚高(福岡2)が追う展開となっている。そして、第4ブロックは長崎総合科学大附高(長崎1)が2連勝で決勝トーナメント進出決定。ともに勝ち点3の大分南高(大分2)と秀岳館高(熊本2)が16日の直接対決で2位の座を争う。

 予選リーグは16日に最終節が行われ、各ブロック上位2校が17日から開催される決勝トーナメントへ進出する。

【第1ブロック】
九州国際大付高 3-1 那覇高
日章学園高 3-0 大分西高
九州国際大付高 0-0 日章学園高
那覇高 1-0 大分西高

【第2ブロック】
鵬翔高 2-0 小城高
出水中央高 0-9 大津高
鵬翔高 1-1 出水中央高
小城高 0-8 大津高

【第3ブロック】
佐賀東高 2-1 飯塚高
創成館高 0-0 神村学園高
佐賀東高 1-2 創成館高
飯塚高 4-0 神村学園高

【第4ブロック】
長崎総合科学大附高 3-0 秀岳館高
大分南高 1-0 那覇西高
長崎総合科学大附高 2-0 大分南高
秀岳館高 2-1 那覇西高

(取材・文 吉田太郎)

TOP