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新布陣の今季初戦で川崎F長谷川が2ゴール「4-3-3のいいところは…」

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ゴールを挙げたMF長谷川竜也がガッツポーズ

[2.16 ルヴァン杯グループA第1節 川崎F5-1清水 等々力]

 前回王者川崎フロンターレが5ゴールを挙げ、ルヴァン杯連覇へ白星スタートを切った。今季初戦で4-3-3のシステムを採用し、左ウイングを担ったMF長谷川竜也が2ゴールの活躍を見せた。

 新布陣にトライする川崎Fは距離感良く、攻撃を畳み掛けた。「4-3-3のいいところは前に人数をかけられるところ。中に人数が多く揃っているので、相手より優位に立てる状況は作り出せているかなと思う」。今季初戦で期待を感じさせるゲームとなった。

 まずは1-0で迎えた前半23分だ。FW宮代大聖のパスからPA内右をドリブルで仕掛けたMF脇坂泰斗がマイナス方向にクロス。MF大島僚太が落とすと、走り込んだ長谷川が右足で蹴り込み、ネットを揺らした。

 徐々にボールを保持する清水に押し返され、後半22分に1点差に詰め寄られたが、すかさずゴールを奪い返した。後半28分、DF山根視来のパスを受けたFW旗手怜央がPA右を縦に仕掛けてクロスを配給。ファーサイドの長谷川が冷静にヘッドで合わせ、再び2点差に突き放した。

「キャンプから新システムになってチームの狙いがある中で、ゴールの匂いがするところ、チャンスは逃さずに入ることを目的としていた」。終わってみれば5ゴールの快勝劇。「自信にもなったし、もっと点を取れるチャンスもあったので、そういう部分は突き詰めながら、チャンスを逃さないポジショニングはこの一年継続して意識していきたい」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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