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[新人戦]鵬翔が大津と引き分けて決勝Tへ!創成館、飯塚、秀岳館なども8強入り:九州

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鵬翔高は大津高と引き分けて第1ブロック2位に

 第41回九州高校(U-17)サッカー大会(新人戦)は16日、予選リーグ最終節を行い、8強が決まった。17日には準々決勝と準決勝が行われる。

 第2ブロックは、大津高(熊本1)が2連勝で最終節を残して予選リーグ突破。その大津と鵬翔高(宮崎1)が対戦し、1-1で引き分けた。前半15分にDF長友海翔のヘディングシュートで大津が先制したが、鵬翔は先発を入れ替えてきた相手に追加点を許さない。そして、後半20分にMF藤澤正樹からのパスを受けた1年生エースFW佐藤颯之介が同点ゴールを叩き出す。ドローに持ち込んだ鵬翔は1勝2分でブロック2位に。3位・出水中央高(鹿児島2)は逆転での2位を目指して小城高(佐賀2)に9-0で大勝したが、敗退となった。

 第1ブロックは九州国際大付高(福岡1)が2-0で大分西高(大分1)に勝利。また日章学園高(宮崎2)は試合終了1分前にMF日吉悠真が決勝点を決め、那覇高(沖縄2)を振り切った。この結果、九国大付と日章学園が勝ち点7、得失点差4で並び、総得点で上回った九国大付がブロック1位、日章学園が2位となった。

 第3ブロックは逆転での予選リーグ突破を狙う神村学園高(鹿児島1)がFW沖田陸のハットトリックの活躍などによって佐賀東高(佐賀1)に5-1で快勝。だが、シュート21本を放ちながら、チャンスを活かしきれないシーンも多かった。もう1試合の創成館高(長崎2)対飯塚高(福岡2)戦は0-0でドロー。この結果、創成館が1勝2分でブロック1位、神村学園を得失点差で上回った飯塚が2位に食い込んだ。

 第4ブロックは長崎総合科学大附(長崎1)が那覇西高(沖縄1)に4-0で快勝。予選リーグ3連勝とした。注目の2位争いは秀岳館高(熊本2)が1-0で大分南高(大分2)を破り、2勝1敗の2位で決勝トーナメントへの切符を勝ち取っている。

 この結果、準々決勝の対戦カードは、長崎総科大附対鵬翔、九国大付対秀岳館、大津対飯塚、創成館対日章学園となった。


【第1ブロック】
九州国際大付高 2-0 大分西高
那覇高 0-1 日章学園高

【第2ブロック】
鵬翔高 1-1 大津高
小城高 0-9 出水中央高

【第3ブロック】
佐賀東高 1-5 神村学園高
飯塚高 0-0 創成館高

【第4ブロック】
長崎総合科学大附高 4-0 那覇西高
秀岳館高 1-0 大分南高

(取材・文 吉田太郎)

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