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香川負傷中のサラゴサが自動昇格圏、スペイン紙「ついに1部に戻る機会が…」

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サラゴサMF香川真司

 自動昇格圏の2位に立っているMF香川真司所属のサラゴサは19日、スペイン2部リーグ第24節の延期分でミランデスと対戦する。勝てば3位に勝ち点4差をつけられる一戦を前に、スペイン紙『マルカ』は「2020年、サラゴサの年」と題した特集記事を掲載。8シーズンぶりとなる1部復帰への期待を伝えている。

 サラゴサは15日、エルチェとのアウェーゲームに2-1で勝利し、今季初めて自動昇格圏の2位に浮上した。2020年に入って無敗を続けており、天候不良による延期により1試合少ない段階での快挙。記事では「残り15試合で下回らなければ、ロス・ブランキージョス(愛称)がついに1部に戻るという歴史的な機会が訪れる」と伝えられている。

 ここまで最も優れた結果を残しているのはストライカーのFWルイス・スアレス。同名のゴールゲッターを擁するバルセロナからも関心を寄せられている22歳で、今季は26試合で15ゴールを記録している。また『マルカ』ではトップ下のMFハビ・プアド、ボランチのMFラウル・グティ、右サイドのMFアルベルト・ソロ、GKクリスティアン・アルバレスの名前も挙がる。

 そうした中で迎えるミランデス戦は、勝てば3位のアルメリアとの勝ち点差をさらに広げられるチャンスだ。懸念事項はエースであるスアレスの右足首の状態。クラブも負傷状況を発表しており、地元紙『エル・ペルオディコ・デ・アラゴン』は欠場が確定的だと報じている。また右太ももを痛めている香川も現状では復帰が不透明のようだ。

 それでもチームは昇格圏内死守に向け、団結しているという。ビクトル・フェルナンデス監督は「5か月前からずっとプレッシャーを抱え続けてきた」と述べ、“追われる立場”の重圧を否定。2部リーグ15位に終わった昨季を振り返り、「チームはものすごいメンタリティーを持ち続けてきた」と自信を示した。

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