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反町ジャパン、“4トップ”もテスト

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 反町ジャパン、最終手段“4トップ”テスト―。17日に北京五輪アジア最終予選ベトナム戦を戦うU-22日本代表候補が6日、千葉合宿をスタートした。最終日の7日は順天堂大と練習試合(45分ハーフ)を行う。

 決定力不足をしのぐために、反町康治監督(43)はなりふり構わぬ、総攻撃策に出た。スポーツ報知によると実戦形式の練習では、平山相太(22=FC東京)、李忠成(21=柏)、興梠慎三(21=鹿島)、岡崎慎司(21=清水)のFW4枚を並べた“4トップ”もテスト。平山は「相手のDFが引いてくる可能性が高い。そこで人数をかけていくのが意図だと思う」。守りを固めたベトナムをどう崩すかが今合宿のテーマ。思うとおりに大量点を重ねられずに終盤までもつれたときのシーンを想定し、初めて超攻撃的システムが試された。
 「最後のところのシーンはもう少し精度を上げていかないといけない」と語ったという反町監督。これまで最終予選4試合では流れの中でのゴールはゼロと苦戦が続く。“4トップ”は追い込まれた場面での禁断のシフトだけに、なるべくなら使いたくないというのが本音。それだけにベトナム戦は早めのゴール量産が必要となる、と同紙は報じている。

(文 吉田太郎)

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