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EUROチケットが“強制キャンセル”…7万円失ったファン憤慨

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EURO2020は今年6月開幕

 欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、今年6月に開幕する欧州選手権(EURO)2020のチケット販売において、購入したはずのチケットがキャンセルされるトラブルがあったと発表し、謝罪した。「技術的なエラーがあり、販売される予定でなかったチケットが購入可能になっていた」と説明している。

 UEFAは今月19日、EURO本大会チケットのリセール(再販売)サービスを開始。昨年12月までに事前販売は終えていたが、何らかの理由で購入者が支払いを行わなかったり、売却を希望したファンのチケットが売りに出されていた。

 声明によると、一部のファンがチケットを確保したにもかかわらず、数時間後にキャンセルを伝えるメールを受け取っていた模様。「技術的なエラー」のため、1枚のチケットを複数のファンが購入する形になり、強制的にキャンセルされたようだ。

 ちなみにチケットがキャンセルされた場合は、クレジットカードへの請求は行われていなかったという。しかしイギリス『BBC』によると、チケットを確保したと信じたファンがすでに航空券の購入や、ホテルの予約を済ませていたようだ。

 記事ではミュンヘンで行われるドイツ対ポルトガル戦を息子とともに観戦予定だったファンも登場。すでにマンチェスターからの航空券で510ポンド(約73,000円)を支払ったといい、「ひどい対応だ。彼らは今のところ隠れているが、今後フライトの払い戻しを申し出るかを見てみよう」と怒りのコメントを述べている。

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