beacon

残留圏へ導く1G1Aの久保建英「今日はできる全てのことをした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

1ゴール1アシストの活躍を見せたMF久保建英

[2.21 リーガ・エスパニョーラ第25節 ベティス3-3マジョルカ]

 マジョルカのMF久保建英は21日、敵地で行われたリーガ・エスパニョーラ第25節のベティス戦(△3-3)で先発フル出場し、1ゴール1アシストの活躍を見せた。クラブ公式サイトが試合後のコメントを伝えている。

 6試合ぶりにスタメン起用された久保は右サイドハーフでプレー。前半16分、カットインから左足でシュートを放つと、DFにブロックされたボールをFWクチョ・エルナンデスが豪快なボレーで叩き込み、先制ゴールに絡んだ。

 1-1の前半27分にはPA内左でクチョのヒールパスに反応した久保が冷静に折り返し、ボールを受けたFWアンテ・ブディミルが反転から右足のシュートで勝ち越し点をゲット。久保は昨年9月22日の第5節ヘタフェ戦(●2-4)以来となる今季2アシスト目を記録した。

 その後、ベティスに2ゴールを奪われて2-3と逆転を許したが、後半25分に久保がチームを救う。敵陣中央でルーズボールを拾い、ドリブルで相手1人を抜いてPA内右へ。対峙したDFをかわし切る前に股下を狙って右足を振り抜くと、GKの手を弾いたシュートがゴール左に転がり込んだ。久保は昨年11月10日の第13節ビジャレアル戦(○3-1)以来、15戦ぶりとなる今季2ゴール目。試合はそのまま3-3でタイムアップを迎えた。

 久保は試合後、「僕たちはビジャマリン(ベティスの本拠地)での結果に満足しています。それ以上を求めることはできません。相手は多くの時間で優位に立っていましたが、僕たちはカウンターでダメージを与えました」と振り返っている。

 前節終了時点で降格圏内の18位に沈んでいたマジョルカだったが、勝ち点1を積み上げ、暫定で残留圏内の17位に浮上している。

「僕たちは残留するために可能な限りのことをしなければいけません。今日はできる全てのことをしました。このようなゲームでも、価値があるのは結果です」

 また、自身のパフォーマンスについては「スタメンとゴールは嬉しいですが、重要なのは敵地で3ポイントを獲得すること。それを得るために努力します」と語り、残留のために貢献していくことを誓った。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

TOP