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ダミアン弾はVARで取り消し…川崎Fと鳥栖は開幕スコアレスドロー

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川崎Fと鳥栖はドロー発進

[2.22 J1第1節 川崎F0-0鳥栖 等々力]

 2020シーズンのJ1リーグが開幕した。22日、川崎フロンターレはホームでサガン鳥栖と対戦し、0-0で引き分けた。

 川崎Fは一週間前のルヴァン杯開幕節・清水戦(○5-1)から1人を変更し、MF家長昭博が右ウイングでスタメンに入った。対する鳥栖は16日の札幌戦(●0-3)から2人を入れ替え、MF原川力とFW趙東建が先発入り。今季鳥栖U-18からトップ昇格したMF本田風智、大卒ルーキーDF森下龍矢はルヴァン杯に続いて開幕スタメンの座をつかみ、J1デビューを飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 鳥栖が息のあったコンビネーションから最初に決定機を作り、前半3分、MF小屋松知哉の縦パスで斜めに走り込んだ本田がヒールで落とすと、MF原川力が右足ダイレクトでシュート。これは惜しくも枠を外れると、前半5分にはFKからMF家長昭博が惜しいヘディングシュートを放つなど、川崎Fがチャンスを量産した。

 前半12分にはFWレアンドロ・ダミアンがアクロバティックな体勢から豪快な右足ボレー。MF田中碧がミドルシュート、CKからDFジェジエウがヘディングシュートを放つが、いずれも決め切れず。前半35分には田中のパスを受けたDF登里享平がスルーパスを出し、背後に抜け出したMF長谷川竜也が左足で狙ったが、オフサイドの判定。中央を固める鳥栖が堅守で跳ね返し、スコアレスで前半を折り返した。

 後半4分、家長がPA内からシュート性のクロスを入れると、相手に当たってこぼれたボールをダミアンが右足でプッシュ。先制のネットを揺らしたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンリーレビューの結果、木村博之主審は判定を変更し、ダミアンのオフサイドでノーゴールとなった。

 鳥栖は後半10分に最初の交代枠を使い、FWチアゴ・アウベスを投入。直後にチアゴ・アウベスが左足シュートを放てば、後半19分にはカットインした原川がシュートに持ち込むが、チャンスを生かせず。

 川崎Fは後半20分、大卒ルーキーのMF旗手怜央とMF三笘薫を同時投入。旗手が右ウイング、三笘が左ウイングに入った。後半30分にダミアンを下げてFW小林悠を投入。川崎Fが最後までゴールに迫ったが、スコアレスのままタイムアップ。川崎Fと鳥栖は痛み分けでドロー発進となった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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