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トッテナムMFの踏みつけ行為は一発レッドだった…VAR本部が“ヒューマンエラー”認める

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MFジョバニ・ロ・セルソがDFセサル・アスピリクエタの右脛あたりを踏みつけた

 プレミアリーグでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入による“誤審”があったようだ。英『テレグラフ』など複数メディアが報じている。

 22日、プレミアリーグ第27節が行われ、スタンフォードブリッジでは4位チェルシーと5位トッテナムが激突。FWオリビエ・ジルーとMFマルコス・アロンソのゴールによりチェルシーが2-1で競り勝った。

 問題のシーンは後半6分だ。タッチライン際での競り合いでMFジョバニ・ロ・セルソがDFセサル・アスピリクエタの右脛あたりを踏みつけた。しかし、VARも介入したが、一発レッドカードに相当する行為ではないとして、マイケル・オリバー主審はノーファウルと判定した。

 試合終了後、チェルシーを率いるフランク・ランパード監督は「審判団は非常に困難な仕事をしていて、彼を助けるためにVARが導入された」と理解を示しつつ、「誰もが間違いを犯したことを知っている。レッドカードが提示されるのを待っていた。プレイヤーを危険にさらすタックルだった」と怒りを露わにしていた。

 同紙によれば、VARを担当したデイビッド・クーテ審判は当初、ロ・セルソの足が着地できる場所は他になかったと判断した模様。しかし、その後にVARの拠点が置かれているストックレイ・パークで、VARオフィシャルが退場にしなかったのは間違いだったと公式見解を示した。

 世界中のあらゆる大会で普及が広がる中、今季からJ1リーグでも正式導入されたVAR。審判を助けるために導入されたものだが、その判定基準に対して世界中で議論が巻き起こっている。

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