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米倉が電光石火の39秒弾!! 耐え切った千葉、琉球下して白星発進

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先制点を奪ったジェフユナイテッド千葉MF米倉恒貴

[2.23 J2リーグ第1節 千葉1-0琉球 フクアリ]

 J2リーグは23日、第1節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉FC琉球が対戦。前半1分にMF米倉恒貴の得点で先制した千葉が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

 今季から尹晶煥監督が率いる千葉は新戦力となるFW川又堅碁(←磐田)、MF田口泰士(←磐田)、DFチャン・ミンギュ(←漢陽大)、GK新井章太(←川崎F)らを先発起用。一方の琉球はFW阿部拓馬(←仙台)、MF池田廉(←拓殖大)、MF茂木駿佑(←水戸)、DF沼田圭悟(←金沢)、DF李栄直(←東京V)、DF鈴木大誠(←徳島)、DFフェリペ・タヴァレス(アナポリスFC)、GK田口潤人(←新潟)と新戦力8人がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始早々の39秒、いきなりホームの千葉が先制に成功する。左サイドでボールを受けたMF堀米勇輝がクロスを送ると、ドンピシャのタイミングでフリーで走り込んだMF米倉恒貴がヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。さらに同21分にはまたもや堀米が左サイドから送ったクロスをFWクレーベが打点の高いヘディングで狙うも、GK田口潤人の守備範囲に飛んでしまう。

 まずは守備から入って試合を進める千葉に前半32分、再び好機が訪れる。李栄直のバックパスを田口潤人が処理ミスしたところを見逃さずに堀米が米倉へつなぐと、米倉が弾道の高い左足シュートで無人のゴールを狙う。しかし、必死にゴールマウスまで戻った李栄直にヘディングでかき出されて追加点を奪うには至らなかった。重心を低い位置に置く千葉の守備に苦しみ、なかなか決定機を創出できない琉球は同39分、左サイドからMF河合秀人が送った折り返しをMF風間宏希が巧みに右足で合わせるも、シュートはゴール右に外れてしまう。

 1-0と千葉がリードしたまま後半を迎えると、同3分、茂木が蹴り出したCKをタヴァレスがヘディングで合わせてゴールを脅かすが、クロスバーを叩いてしまう。さらに同11分にはDF沼田圭悟、茂木が立て続けにフィニッシュまで持ち込むがDF新井一耀、チャン・ミンギュの体を張ったブロックに遭って、同点に追い付くことができない。同12分には池田に代えてFW上原慎也を投入し、前線を2枚にして状況を打開しようと試みる。

 後半14分には千葉をアクシデントが襲う。負傷した新井一耀がプレー続行不可能と判断され、DF増嶋竜也との交代を余儀なくされ、最終ラインは4枚から5枚に変更された。押し込む時間帯が続く琉球は同23分に茂木に代えてMF風間宏矢、同35分には風間宏希に代えて最後のカードとなるMF小野伸二をピッチへと送り込んで圧力を強めていく。

 その後も攻勢を掛ける琉球だったが、最後まで千葉ゴールをこじ開けられず。逃げ切った千葉が1-0の勝利を収め、白星スタートを切った。

(取材・文 折戸岳彦)
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