プレミアリーグで唯一無敗優勝を達成したアーセン・ベンゲル氏が、リバプールについて言及した。

　今季プレミアリーグで圧倒的な強さを誇るリバプール。現在17連勝中、26試合を終えて落としたポイントはわずか「2」。25勝1分と無敗を維持し、2位マンチェスター・シティ(1試合消化多)に19ポイント差をつけている。

　無敗でプレミアリーグ制覇を成し遂げる可能性が日に日に増している中、唯一の経験者であるベンゲル監督が『beIN Sports』でコメント。アーセナルを率いていた2003-04シーズンに達成した大記録について、少々複雑な感情を明かした。

「可能性があるね。そうなるかもしれない」

「私は必ずしも望んでないよ。常に特別なことを成し遂げた唯一の人になりたいものだからね。でも、もし彼らが達成したら、『よくやった』って言うと思うよ」

「記録というものは、少なくとも追いつかれるもので、破られるためにある。彼らがそれに値するなら、そう望むものだ」

「昨季の時点で1敗しかしていなかったので、すでに規格外のチームだった。今季は一度も負けていない。驚くべき一貫性を見せて、それに値するだけのことを見せてきた」

　なお、リバプールとアーセナルの対戦は5月2日の第36節に予定されている。このままリバプールが無敗を続け、アーセナル本拠地エミレーツ・スタジアムでプライドをかけた大一番、という展開もあるかもしれない。

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