beacon

SBからWGまで…ユーベの右サイドで成長するクアドラード「2つの役割が武器になる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユーティリティプレーヤーとして進化するFWフアン・クアドラード

 ユベントスは22日、セリエA第25節にSPALと対戦し、2-1で勝利。26日にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦でリヨンと対戦する。

 試合後の会見ではFWフアン・クアドラードが出席。右サイドを主戦場とし、本来は攻撃的ポジションをこなす31歳のコロンビア人プレーヤーだが、今季はサイドバックや中盤でのプレーも目立つ。今節では中盤で中継役としてプレー。圧倒的な突破力だけでなく攻撃のピースとしても確実に成長を遂げ、前半39分には右サイドからのクロスでFWクリスティアーノ・ロナウドの先制点をお膳立てした。

 クラブ公式サイトでは会見の様子を伝えており、クアドラードは「練習していたパターンで、彼がペナルティエリアに入ったのが見えた時にボールを送ったんだ」とC・ロナウドへのアシストを振り返っている。また、SBからWGまでこなしてきた手応えも語る。

「シーズンの最初に監督からサイドバックでのプレーを求められて守備を学んだけど、ウイングでのプレーには慣れている。新しい役割を学んだけど、監督に僕は2つの役割ができることで武器になると言われたし現状に満足しているよ」

 26日には欧州CL決勝トーナメントがスタート。クアドラードは「リヨン戦に向けて自信はあるし難しい試合になることは理解しているけど、自分たちの能力も分かっているし結果を出す強い意欲を持って試合に臨む」と眼を光らせる。「チームとしてもっと守備をコンパクトにする必要があり努力しているけど、今のプレースタイルは僕たちの特徴を活かせると思うし徐々にもっとコンパクトにプレーできるはずだ」とさらなる向上を語った。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中

TOP