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FIFA、“過密”カレンダー見直しへ「徹底的に話し合う」

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過密日程を問題視していたリバプールユルゲン・クロップ監督

 国際サッカー連盟(FIFA)は26日、2023年に向けた計画『フットボールを真にグローバルなものへ』を公開し、国際試合カレンダーによって発生している過密日程の見直しを表明した。イギリス『BBC』が報じている。

 計画は4つのコア領域、11のゴールで構成。ジャンニ・インファンティーノ会長は「サッカーをあらゆるレベルで真にグローバル化することが、これからの数年間で追及すべき中心課題だ」と強調する。

 中でも筆頭に記されているのが、1つ目のコア領域「サッカーを規定するフレームワークの近代化」だ。そこでは「グローバルなアプローチで国際試合カレンダーを確認する」「移籍システムを改革する」「ポテンシャルを最適化するために試合の法則を分析する」「サッカーのステークホルダーを保護する仕組みを導入する」の4つのゴールが掲げられている。

 『BBC』が着目するのは1つ目の「グローバルなアプローチで国際試合カレンダーを確認する」だ。今夏はEURO2020、コパ・アメリカ、東京五輪、来冬はアフリカネーションズカップも開催。選手のオフ期間が少なく、リバプールユルゲン・クロップ監督らが過密日程の見直しを求めていた背景がある。

 FIFAは計画の中で「国際試合カレンダーは世界の全地域で、あらゆるレベルのサッカーの持続可能な成長において、中心的な役割を果たしている」とした上で、「現行システムはあらゆるステークホルダーと徹底的に話し合い、真のグローバルなアプローチを保証するための努力を共にしていく中、ニーズに応じて再確認されるべきだ」としている。

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