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降格圏のマジョルカ久保建英「笑って終われれば」会見では新型コロナの質問も…

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マジョルカMF久保建英

 マジョルカのMF久保建英が26日、公式記者会見に出席し、自身の現状の立ち位置について語った。マジョルカの公式ツイッターや、スペイン大手紙が次々に伝えている。

 久保は21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節のベティス戦で、6試合ぶりに先発復帰。果敢なシュートで先制ゴールの起点となり、後半には1ゴール1アシストという大活躍を披露した。このプレーを受け、現地でもパフォーマンスの向上を評価する声が上がっている。

 しかし、このことを問われた久保は冷静に自身を見つめる。「僕の意見だが、常に自分ができることを考えていて、時には相手が上回ることもあれば、自分が打ち負かせる時もある。試合に出るときはベストを尽くそうとしているが、ある時は結果が出るし、出ないこともある。ただ、皆さんが僕が良くなったというならそうだと思う」(『アス』より)。

 マジョルカは現在降格圏の18位。「最後に笑って終われればいい。しっかりできるだけ早く降格圏を脱出して、シーズンをできるだけ上の位置で終われれば」(公式ツイッター)。日本語でもそのように答えた久保は「大事な目標は自分たちがそこから出て行って、どこかのチームをそこに入れないといけないということ」(『アス』)とシンプルに今後の戦いを見据えた。

 またレアル・マドリーからの期限付き移籍という立場だが、「現時点ではマジョルカのことしか考えていない」(『マルカ』)ときっぱり。「機会を与えられた選手は与えられた場所で全てを出し切らないといけない」と述べ、目の前の環境で最大限のパフォーマンスを発揮する姿勢を強調した。

 会見の終盤には、日本で流行中の新型コロナウイルスに対する質問もあった。久保は「私の国、日本では非常に苦しんでいる人がいて、僕もこの問題について非常に心配している。すべてが早く解決することを願っている」(『アス』)と思いを寄せた。

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