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逆転1G1Aのデ・ブルイネ、ペップ采配に驚き「始まるまで分からないことも…」

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マンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネ

[2.26 欧州CL決勝T R・マドリー1-2マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネはレアル・マドリー戦の試合後、イギリス『BTスポーツ』のフラッシュインタビューに応じ、「とても良い形でスタートできた」と振り返った。1ゴール1アシストの大活躍で、アウェーでの逆転勝利に大きく貢献していた。

 マンチェスター・Cは26日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦でR・マドリーと対戦。ジョゼップ・グアルディオラ監督はFWベルナルド・シウバを1トップ、左ウイングにFWガブリエル・ジェズスを起用する奇策に打って出た。

 そんなシティは後半15分、MFイスコのゴールで先制点を喫したが、同33分にデ・ブルイネのクロスからジェズスが決めて追いつくと、同38分にはデ・ブルイネがPKを決めて逆転勝ち。2つのアウェーゴールを奪ったことで、大きく優位に立ったままホームでの第2戦に進んだ。

「最初の15分間は少し苦しんだけど、嵐を乗り越える必要があった。相手のゴールは自分たちが良い時間帯だっただけに残念な瞬間だった」。失点までの時間帯をそう振り返ったデ・ブルイネは「ただ、自分たちの反応が素晴らしかった。ガビの美しいゴールと、とても重要な2点目のペナルティキックは自分が決めることができた。良いスタートになった」と前向きに語った。

 またDFセルヒオ・ラモスに競り勝ち、巧みなヘディングシュートを決めたジェズスは「パルメイラス時代を思い出した。アカデミーから出た時はウインガーで、そのあとストライカーになったんだ」とウインガー起用の感慨を語り、「プレスバックをするのか、ゴールを決めるために前に走るかは重要じゃない。チームメートを助ける必要があるんだ」と得点以外の奮闘も誇った。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督は「もちろん、良い結果に終わった。(2018年のリバプール戦、19年のトッテナム戦という)2つのアウェーゲームでは複数のゴールを奪うことができなかったが、それができた。許してはいけないゴールを許したが、そこから良くなってゴールを決められた」と勝利を前向きに受け止めた。

 一方、デ・ブルイネはそうした指揮官のエピソードも明かした。「ペップと一緒にいて4年になるけど、時に驚くようなことがある。選手が何をする必要があるのか試合が始まるまで分からないこともある。このように質の高い試合では苦労することもあるけど、良く戦ったと思う」。敵地での価値ある勝利を挙げたシティだが、先発には驚きもあったようだ。

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