beacon

新天地デビュー松原、初先発“韓国のメッシ”に洗礼…メヘレンに大敗のシントトロイデンは伊東純也ゲンクに逆アシスト

このエントリーをはてなブックマークに追加

新天地デビューを果たしたDF松原后

[2.28 ベルギー・リーグ第28節 シントトロイデン0-3メヘレン]

 ベルギー・リーグ第28節が28日に行われ、GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨、FW伊藤達哉、DF松原后の所属する12位シントトロイデンは、ホームで7位メヘレンと対戦し、0-3で敗れた。鈴木は17試合連続でスタメン出場し、90分間プレー。松原は先発メンバーとして新天地デビューを飾り、後半26分に途中交代した。また、ベンチスタートの伊藤は出番なしとなり、負傷中のシュミットはメンバー外だった。

 前節にプレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)行きの可能性が消滅したシントトロイデン。1月に清水から加入した松原がスタメンの左サイドバックとして新天地デビューを飾ったほか、バルセロナの下部組織出身で“韓国のメッシ”と称されるMFイ・スンウが出場3試合目で加入後初の先発起用となった。一方、7位メヘレンはFW伊東純也を擁するプレーオフ1出場圏内の6位ゲンクを1ポイント差で追いかけており、落とせない一戦として今節に臨んだ。

 シントトロイデンは2トップの一角に入った鈴木ら攻撃陣がゴールを狙ったものの、前半はスコアレスで終了。すると後半7分、松原が自陣PA付近でボールを失い、メヘレンに決定機を与えてしまう。それでもFWイゴール・デ・カマルゴのシュートはDFサンティアゴ・コロンバットが体を張ってブロック。失点は免れた松原だったが、同26分に途中交代となった。

 終盤まで0-0の時間が続いた中、均衡を破ったのはメヘレン。後半35分、PA内左でパスを受けたMFロブ・スホーフスが鋭い反転から左足でシュートを決め、1-0とする。同37分にはゴール前のこぼれ球をFWダンテ・バンザイルが押し込み、追加点を奪った。

 1点を返したいシントトロイデンだったが、後半アディショナルタイム4分にイ・スンウのボールロストからカウンターを浴びると、最後はDFロッキー・ブシリのオウンゴールで万事休す。0-3で試合終了となり、3連敗を喫した。

 この結果、3連勝のメヘレンは暫定で伊東所属のゲンクを抜き、プレーオフ1圏内の6位に浮上している。

●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2019-20特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP