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スペイン紙「物議を醸す分析」…ファン・バステン「彼が優れていると言う人はサッカーを何も理解していない」

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ライバルのFWリオネル・メッシとFWクリスティアーノ・ロナウド

 元オランダ代表ストライカーのマルコ・ファン・バステン氏が論争の種を投げ込んだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 同紙が「物議を醸すほどの強力な分析で皆を驚かせた」として取り上げたのは、ファン・バステン氏がイタリア『コリエーレ・デラ・セラ』のインタビューで語ったバルセロナFWリオネル・メッシユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドの比較論だ。

 長年にわたって“世界最高選手論争”が繰り広げられているメッシとC・ロナウド。バロンドール受賞はメッシが史上最多の6回、C・ロナウドがそれに次ぐ5回となっている。

 現役時代にアヤックスやミラン、オランダ代表で活躍したファン・バステン氏はC・ロナウドを称賛しながらも、メッシはどの選手とも比べることはできないと力説した。

「クリスティアーノ・ロナウドは偉大な選手だが、彼がメッシよりも優れていると主張する人はサッカーについて何も理解していないか、悪意を持ってそれを言う」

「レオは唯一無二で、真似することも再現することもできない。彼のような選手は50年または100年ごとに生まれる。子供の頃、彼はサッカーの天才の鍋に落ちたんだ」

 自身も現役時代に世界最高のストライカーとして名を馳せたファン・バステン氏だが、28歳だった1992年に怪我を負い、復帰できないまま1995年に現役を引退。「私は基本的に28歳でプレーをやめた。バロンドールを獲得したのは3回だった。ロナウドとメッシが30歳を超えて今いる場所を見てくれ」と、いまだ高いレベルでサッカーを続ける2人に尊敬の念を表した。

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