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バイエルン指揮官、一部ファンの愚行に怒り「家にいるべき」

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ハンジ・フリック監督が怒りを示している

 バイエルンハンジ・フリック監督が、ホッフェンハイム戦で起きた一連の出来事に怒りを示している。

 バイエルンは2月29日、ブンデスリーガ第24節でホッフェンハイムと対戦。負傷でFW}}ロベルト・レバンドフスキ}}を欠く試合となったが、MFフィリペ・コウチーニョの2ゴールなどで6-0と完勝を収めた。しかし、この試合に関して話題となったのはバイエルンのパフォーマンスではない。

 敵地に乗り込んだ一部の過激なバイエルンサポーターが、ホッフェンハイムの実質的なオーナーであるディートマー・ホップ氏に対し、侮辱的なメッセージのバナーを掲出。気づいた主審が試合を中断し、再開後にも試合終盤13分ほど、敵味方関係ないパス交換が行われる異様な光景が広がった。

 フリック監督は「今日起きたことを申し訳なく思う」と話しつつ、一部のサポーターには怒りを見せた。

「ともに立ち向かわなければならないし、それをやったつもりだ。これは大きなサインだった。このようなことを放ったままにはできないし、戦うつもりだ。こんな馬鹿げたことには断固として戦わなければならない。フットボールとは関係ない。ああいった連中はここにいるべきではないし、家にいてほしい。あんなものを見ると常に残念な気持ちになる。単純に愚劣な行為だ」

「我々はフットボールをプレーしていて、多文化なものだ。だからこそ、これは理解できないよ。ファンには自分たちのチームを応援し、相手のチームは放っておいてほしいね。エネルギーを自チームのために使ってほしい。こんな行動をする場所じゃないんだ」

 バイエルンにはリーグから処罰がくだされることが濃厚で、ブンデスリーガにも暗い影を落としそうだ。

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