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新型コロナ影響で過密日程は必至か…セリエAは第26節に続いて第27節延期の可能性も

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新型コロナウイルスの影響を強く受けているイタリア

 イタリア・セリエAはさらに試合日程を延期させることになるかもしれない。1日、『フットボール・イタリア』が伝えている。

 新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、イタリア政府は3月8日までその影響がある地域でのスポーツイベントの中止を命じた。そのためロンバルディア、ベネト、エミリア・ロマーニャ、サボーナ、ペーザロ・ウルビーノといった地域で行われる試合は、無観客での試合かまたは延期になる可能性がある。セリエAでは3月7日、8日に開催予定だった第27節のアタランタ対ラツィオ、ボローニャ対ユベントス、インテル対サッスオーロ、ベローナ対ナポリが含まれている。

 セリエAはすでに2月29日、3月1日に開催予定だった第26節の5試合を5月13日に延期することを発表している。さらに今日2日に開催される予定だったサンプドリア対ベローナも、無観客試合から同様に5月13日への延期が決定。イタリア国内でさらに感染が拡大している現在、この影響がどこまで続くか予想は難しくなっている。

 現在ナポリ、アタランタ、ユベントスはUEFAチャンピオンズリーグで、インテル、ローマはヨーロッパリーグで勝ち残っている。さらにユベントス、ミラン、インテル、ナポリはコッパ・イタリア準決勝が来週に予定されている。今夏にはEURO2020も開催予定。それぞれのカップ戦を考慮しながら、延期されたセリエAの試合日程を再構成することが現状でかなり難しいものになっている。

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