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C・ロナウドのレアル・マドリー帰還秘話…会長は貴賓席を用意も注目を避ける

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ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣レアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに帰還を果たした。もう、フロレンティーノ・ペレス会長との間の冷めた関係は、過去のものとなったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 1日のリーガ・エスパニョーラ第26節、レアル・マドリー対バルセロナ(2-0)を観戦したC・ロナウド。レアル・マドリー側はこれまで、同選手をベルナベウに招待するタイミングを見計らい続け、クラシコと同時間に開催予定だったユベントス対インテルが延期となったために、ついに帰還が果たされることになった。

 そしてレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はC・ロナウドに対して、自身も腰を下ろす貴賓席の椅子を用意していたようだが、ポルトガル代表FWはレアル・マドリーではなく自身に注目を集まることを避けるため、この申し出に断りを入れたという。そのため一般の個室席からチームを見守っていたそうだ。

 C・ロナウドはFWビニシウス・ジュニオールが決めたゴールを拍手で喜ぶなど、古巣レアル・マドリーに寄り添っていた。ただし、去り際のトラブルを防ぐために試合の10分前にはベルナベウを後にして、FWマリアーノ・ディアスのゴールは見逃しすことになったという。

 レアル・マドリー退団時にはペレス会長との確執が取り上げられ、ここまで“冷戦”状態にあったともされたC・ロナウドだが、現在は良好な関係にある模様。レアル・マドリーでの438試合で450得点を記録し、クラブの歴代最多得点者に輝くC・ロナウドは、今後もその功績にふさわしいレジェンドとして丁重に扱われ続けるはずだ。

 なおベルナベウの応援団席はもちろん、この試合中にクリスティアーノ・ロナウドの名を高らかに叫んでいた。

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