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英地元紙記者、南野拓実を高評価「ライン間プレーは常に脅威。マネとの相性は…」

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初のフル出場を果たしたリバプールFW南野拓実

 リバプールは3日、FAカップ5回戦でチェルシーに0-2で敗れた。イギリス地元紙『リバプール・エコー』はFW南野拓実のパフォーマンスをポジティブに伝えている。

 南野は今回の一戦で8試合ぶりに先発。センターフォーワードとして先発すると、とりわけ前半は決定機にも絡むなど上々のプレーを見せた。ゴールなど結果こそ残せなかったものの、ユルゲン・クロップ監督も試合後、「タキ(南野)は本当に良かった」と満足感を示した。

『リバプール・エコー』のチーフ記者であるイアン・ドイル氏も南野を高く評価。ドイル記者は「ナンバー9でプレーした彼は立ち上がりからシャープな動きを見せて、アントニオ・リュディガーに対するブロックプレーからチャンスを演出した。サディオ・マネへの好パスや、ゴール前での決定機にも絡んだ。チームメートとの理解も進んでおり、とりわけサディオ・マネとのリンクプレーは非常に印象的だった。後半は周囲の停滞ぶりに引きずられたものの、ポジションを下げてライン間でプレーした際には常に脅威だった」との見解を示した。

 さらに、ドイル記者は「本領発揮へと進むのは来シーズンになるだろうが、彼のパフォーマンスは悲しい夜の中で今後の励みになるものだった」とし、「何人かのリヴァプール選手と同じように、正しい道を進んでいる」とも。クロップ監督は過去、新加入選手を慎重な起用法で徐々にチームにフィットさせてきたが、南野にもその成果が出始めていることを強調した。

 リバプールはこの後、7日にプレミアリーグ第29節でボーンマスと対戦。11日にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16セカンドレグでアトレティコ・マドリーとの大一番を控える。引き続き南野のパフォーマンスに注目だ。

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