マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、カラバオカップ(リーグ杯)決勝でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたMFフィル・フォーデン(19)を絶賛した。米『ESPN』が伝えている。

　1日にウェンブリー・スタジアムで行われたカラバオ杯決勝でアストン・ビラを2-1で下し、3連覇を果たしたシティ。1月26日のFAカップ(国内杯)4回戦フルハム戦以来の先発となったフォーデンは、前半20分にPA右に抜け出して頭で折り返し、FWセルヒオ・アグエロの先制点をアシストすると、ランニングしながら絶妙なトラップを披露するなど、フル出場で勝利に大きく貢献。MOMに選ばれた。

　以前から「天性の才能がある」と語るなど、フォーデンの才能に惚れ込んでいるグアルディオラ監督は「彼には最高評価をあげたい。彼にふさわしいものを得られるだろう。もちろん、彼のパフォーマンスや動きには満足している。良い時間帯も悪い時間帯も含めてね。とにかくやり続ければ、必ずそれは報われるものだ」と絶賛した。

　そのうえで19歳レフティーに対して「もっともっと成長しなければならない。彼はまだ19歳だ。向上する余地はたくさんある。だが、彼の振る舞いを見る限り、彼は自分の望むものになんでもなれる気がするよ」と更なる成長を求めた。

　シティのアカデミー出身のフォーデンは、足もとの技術が高く、ドリブルや俊敏性を兼ね備えるMF。2017年11月にトップデビューを果たして以降、ここまで公式戦61試合で10ゴールを記録している。

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