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W杯2次予選は11月までに終了、最終予選は2021年スタートか…AFC会議出席の韓国協会関係者が言及

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 アジアサッカー連盟(AFC)は2日にマレーシア・クアラルンプールの本部で緊急会議を実施。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催が危ぶまれているカタールW杯アジア2次予選のスケジュールについて話し合いの場が設けられた。この会議に出席した韓国サッカー協会(KFA)関係者の談話を韓国『スポーツソウル』が紹介している。

 『スポーツソウル』は、AFCの緊急会議で「3月のAマッチ期間に予定されていたW杯2次予選を延期することを決定した」と伝え、現在は、最終的に延期スケジュールを確定するために西アジア地域とFIFA(国際サッカー連盟)との合意を待つ状況であるという。

 同紙は会議に出席したKFAのイ・ジョンソプ広報室長の談話を紹介。イ室長は「会議ではどの国も予選延期について反対しなかった」とし、「コロナウイルスに関する悩みが大きいため、日程延期で意見をまとめた」ことを明かした。こうした状況を鑑みて同紙は「3月のワールドカップ予選の延期は事実上確定した」と報じている。

 2次予選は通常では6月に終了する見込みであったが、今回の延期によりスケジュールが後ろ倒しになる可能性がある。この場合、9月から予定しているアジア最終予選の日程調整の必要性も出てくる。

 イ室長は「2020年には3、6、9、10、11月にAマッチデーがある。2次予選が延期されたとしても11月までには終了し、2021年から最終予選を開始しなければならないという意見が集まった」ことを明かした。

 一方で同紙は「コロナウイルスの影響がほとんどない国については、対戦国同士で合意が成立すれば、予定通りに試合を進行できる可能性」について言及。そのなかでも「八百長などを防ぐために、2次予選のグループ最終戦は、すべて同時間に行われるようにしなければならない」という意見も投じている。

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
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