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「伊東純也がいる」ゲンクTD、ハジのレンジャーズ行きを認めた理由を語る

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ゲンクMF伊東純也

 ゲンクは1月にルーマニア代表MFヤニス・ハジを手放したのは日本代表MF伊東純也の存在が関係していたようだ。クラブのディミトリ・デ・コンデTD(テクニカルディレクター)がベルギーの『Sport Voetbal Magazine』で明かしている。

 ゲンクは昨夏にルーマニアサッカー界のレジェンドであるゲオルゲ・ハジを父に持つヤニスをビトルル・コンスタンツァから獲得。しかし、現在21歳の攻撃的MFはベルギーでは公式戦19試合(3ゴール)に出場するも、わずか半年でレンタルでスコットランドのレンジャーズへと渡っている。

 有望株を手放したことについて、デ・コンデTDは、「移籍を求めたのは彼だった」とゲンクとしては必ずしも放出するつもりではなかったと説明。続けて「彼はレンジャーズでは右サイドでプレーしているが、うちはそこにはジュンヤ・イトウがいるからね」と指摘すると、「その彼がとてもうまくやっているため、我々はハジには(出場機会を)約束できなかったんだ」と明かした。

 一方で、ゲンクは今冬にはタンザニア代表FWムブワナ・サマッタ(→アストン・ビラ)やノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(→シェフィールド・ユナイテッド)といった主力選手の2人を売却。デ・コンデTDは2人とも新天地では早くも出場機会を得ていることについて「まったく驚きはないよ」と語り、「他国のクラブも我々が選手を売るのだけではなく指導するのも上手であることを知るようになったからね」と満足気に続けている。

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