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ユベントス会長が疑問「歴史がないアタランタのCL出場は正しいことなのか?」

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ユーベのアンドレア・アニェッリ会長

 ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が5日、ロンドンで行われたFTビジネス・オブ・フットボール・サミットに出席した際にアタランタなどについて見解を示した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 セリエA9連覇を目指す王者ユヴェントスを束ねるアニェッリ会長は、イベントの席において、チャンピオンズリーグ(CL)に言及。ヨーロッパ最強チームを決定する大会への出場権について持論を展開した。今シーズンは、セリエAの昨年の順位に基づき、ユベントスのほか2位ナポリ、3位アタランタ、4位インテルが出場したが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いる地方のクラブであるアタランタが奇跡的な快進撃で出場権を獲得したことを議論すべきだと主張した。

「偉大な国にいるというだけで、自動的に出場できることに関してだけは議論する余地があると考える。アタランタの功績には大きなリスペクトを抱いているが、国際舞台における歴史はなく、ただスポーツ面で素晴らしいパフォーマンスを示してヨーロッパ最高峰の大会へ出場することができた。これは正しいことなのだろうか、それとも違うのだろうか?」

 アタランタが出場権を得た一方、近年、CLの常連だったローマは6位に沈み、出場を逃した。ユヴェントス会長は、これによるクラブ財政への影響を危惧し、救済するべきだと主張した。

「一方でローマについて考える。近年、イタリアのランキングをキープするのに貢献してくれたチームだが、1年間酷いシーズンを送ったために出場権を逃した。これにより財政的な面でも影響を受けることになる。投資や経費を保護していく必要もあるのではないだろうか」

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