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新型コロナ懸念のセリエA、感染防止対策を実施へ…中止となった場合の今季成績は?

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感染防止対策が打ち出された

 セリエAのスポーツ専門医のチームが新型コロナウイルス対策の指針を各クラブに示した。イタリア紙『レプブリカ』などが伝えている。

 イタリアではインテルミランなどが拠点を置く北部ロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスが猛威を振るっており、セリエA第25節および第26節の一部やコッパ・イタリア準決勝の試合が土壇場で延期となった。その後、セリエAでは4月3日まですべての試合を無観客で開催することが決定した。

 そんな中、セリエAのスポーツ専門医のチームがコロナウイルス感染拡大防止のため、禁止行為などを定めたルールを作成。各クラブに周知し、順守するよう要請した。ルールには、手洗いや咳エチケット、換気、共用備品の消毒、使用したちり紙をゴミ箱に捨てるなど一般的な注意事項に加え、試合中や練習中に行われているペットボトルの飲み回しやロッカールーム内での食事を禁止。また私物や衣類などは、ロッカールームや共用のカゴにそのまま放置せず、バッグにしまうよう求めている。

 このほか表彰式や観客との接触を禁止。またインタビューにおいては、記者が使用できるマイクは1本に限定し、毎回、消毒を行うよう要請した。さらにチームバスや個人の車でスタジアムに出入りする際は、ファンとの物理的な接触を避けるよう求めた。

 なお『コリエレ・デラ・セーラ』は、もし選手のコロナウイルス感染が確認された場合、セリエAが中止となる可能性があると指摘。その場合、『セーコロXIX』によれば、その時点での暫定順位が今季の成績として確定するとしている。

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