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「ユウヤにとても満足している」久保裕也が“狙い通り”の米初ゴール

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移籍後初ゴールを挙げた久保裕也

 今年1月にアメリカMLSのシンシナティに加入したFW久保裕也(26)が8日、リーグ第2節のアトランタ戦で移籍後初ゴールを記録した。

 2点ビハインドの後半19分だった。PA左でMFアドリアン・ルガタンのパスを受けた久保は右にボールを動かすと、強烈な右足ミドル弾を叩き込んだ。得点後はゴールに背を向け、プレー再開を急ぐようにチームメイトに促した。

「負けていたのですぐに切り替えて、ハーフウェーラインに戻ろうとした」と得点後も冷静だった久保。相手GKが一歩も動けない強烈な一撃を見舞い、「狙い通りの位置でしたが、ルガタンが動かないとは思わなかった」と振り返った。

 今冬、ベルギー1部のゲントから日本人初となる特別指定選手(年俸制限範囲外選手)として加入した久保は記念すべき米初ゴール。しかし、チームは惜しくも1-2で敗れ、開幕2連敗を喫している。

 暫定監督のヨアン・ダメット氏は「ユウヤの活躍にとても満足している」と称えると、「環境、チーム、プレイスタイルに慣れるまで時間がかかったように見えた。左サイドでプレーすることにも慣れてもらえたら」と期待を語っている。

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