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コロナに翻弄されるセリエA…パルマ対SPAL戦KO直前で中止要請→1時間15分遅れで開催へ

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新型コロナウイルスに翻弄されるセリエA

 新型コロナウイルスが猛威を振るうイタリアで、セリエAの試合がキックオフ直前に政府の要請でストップしたようだ。

 ヨーロッパの中でも最もコロナウイルスの影響を受けるイタリア。感染者は6000人に上ると伝えられており、ミラノのあるロンバルディア州からの移動を制限する異例の措置も発令された。先日には、4月3日までのスポーツイベントすべてを無観客試合で行うという政府令が発令され、試合観戦禁止措置が取られている。

 そんな中、セリエAでは8日に延期されていた第26節の試合が予定されており、現地時間12:30からはパルマ対SPALの試合が行われることになっていた。

 そして両チーム選手が準備を終え、キックオフ直前にアクシデントが発生。スポーツ大臣ヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は、8日に予定されていた試合すべてを中止するように求めたという。これを受け、審判団の指示を受けた選手たちは一度ロッカールームへ下がったようだ。

 その後、関係者全員が会議を行い、当初のキックオフ予定から1時間15分遅れて開催されることが決定。ひとまず試合は行われることになると見られている。

 コロナウイルスに翻弄されるイタリア。サッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長はセリエA2019-20シーズン自体の中止を検討することも明かしていたが、大混乱に陥っていることは間違いない。

 今後予定されている吉田麻也所属のサンプドリア対べローナや、ユベントス対インテルといったビッグマッチも何らかの影響を受けることが大いに予想される。

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