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香川真司の投入直後に先制点! 2020年無敗のサラゴサ、土壇場白星で1部昇格へまた前進

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MF香川真司

[3.8 スペイン2部第31節 マラガ0-1サラゴサ]

 スペイン2部リーグは8日、第31節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサマラガに1-0で勝利した。2試合ぶりにベンチスタートとなった香川の投入直後に先制点を奪い、3位アルメリアとの勝ち点差を『5』でキープ。首位カディスにも勝ち点差『1』で肉薄し、自動昇格(2位以内)に向けてまた一歩前進した。

 前節のラシン戦(△2-2)ではハーフタイムに途中交代。香川は2試合ぶりのベンチスタートとなった。この日のサラゴサはマラガを相手に多くのチャンスをつくられ、後半4分には左サイドを崩され失点を喫したかに思われたが、オフサイドに救われる幸運な場面も。一方、攻撃では決定機をなかなか活かせず、苦しい展開が続いていた。

 それでも0-0で迎えた後半38分、香川がトップ下に送り込まれたことで試合が動いた。まずは39分に中盤での攻守の切り替えからFWルイス・スアレスに渡し、MFハビ・プアードのミドルシュートにつながるチャンスを創出。香川は40分、中盤中央でボールを奪われそうな場面もあったが、ファウルを誘ってチャンスを維持した。

 そして後半41分、中盤まで引いてきた香川がサイドの選手を押し上げると、左サイドで味方選手がボールを奪われるも、高い位置を取っていたDFカルロス・ニエトが再奪取。飛び出した相手GKとの駆け引きを制しつつ、このボールをマイナス方向に折り返し、受けたスアレスが落ち着いてゴールマウスに流し込んだ。

 後半アディショナルタイム1分、スアレスの横パスがゴール前に走った香川に送られるも、これは惜しくも通らず。最終盤にはセットプレーで攻め込まれる展開も続き、苦しい展開も強いられたサラゴサだったが、最後までシャットアウト。土壇場で勝ち点3を奪い切り、2020年に入って続いている無敗記録を10試合に延ばした。

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