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ようやくセリエAデビューのサンプドリア吉田麻也、伊で及第点の評価「闘志を見せた」

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 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が8日、ベローナ戦でセリエAデビューを飾り、現地イタリアでまずまずの評価を得た。

 1月の移籍市場において、期限付きでサンプドリアに加入した吉田。ここまでガンビア代表DFオマー・コリーや元ナポリDFロレンツォ・トネッリとのポジション争いに加え、新型コロナウイルス感染拡大による試合の延期のため、デビューのチャンスはなかなか訪れなかった。

 しかし8日、無観客で行われたセリエA第26節ベローナ戦でトネッリとコンビを組んで初先発。ようやくセリエAデビューを果たした吉田はフル出場し、2-1でのチームの逆転勝利に貢献した。

 『トゥット・メルカート・ウェブ』は、吉田のパフォーマンスについて及第点の「6」と評価。「セリエAで初先発。前半はサンプドリアの守備陣全員と同様に苦しめられていたが、後半は彼の闘志を見せてくれた」と後半の出来を称えた。なおチーム内最高点はドッピエッタ(1試合2得点)を記録した37歳のFWファビオ・クアリアレッラの「7.5」。最低点は、失点に絡んだ左サイドバックのDFトンマーゾ・アウジェッロの「5」だった。

 また『ユーロスポーツ』イタリア版も、吉田に対し「6」の評価を下している。寸評では、「サウサンプトンからレンタルで加わった日本人選手がセリエA初先発。前半はブルーチェルキアーティ(縞模様がついた青の意:サンプドリアの愛称)の守備全体とともにドタバタしていたが、後半はパーソナリティを示した」と評価。このほか『メディアセット』や『スカイスポーツ』も吉田のデビュー戦を「6」と採点。及第点の評価を下している。

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