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ザック氏、新型コロナで緊急事態のセリエAに見解「健康が最優先。痛みを伴わぬ策はない」

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アルベルト・ザッケローニ

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が8日、イタリアラジオ局『Radio24』の番組『トゥッティ・コンヴォカーティ』に出演し、持論を展開した。

 2014年ブラジルW杯で日本代表の指揮を執ったザッケローニ氏。過去にはインテルやユベントスなどセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任し、ミランではスクデットを獲得した経歴を持つ。

 そんなザッケローニ氏は、新型コロナウイルスの感染拡大により、試合延期や無観客での開催など異例の対応を強いられているセリエAについて語った。

「私は選手全員の健康状態がよく分からないのだが、健康が何よりも優先されるべきだと考える。そこから解決策を決めていかなければならないが、痛みを伴わない方法は不可能だろう。ただ、影響を限定的しなければならない」

「私はプロの試合よりもアマチュアの試合でプレーしたことの方が多かったので、観客がいないことには慣れている。だから言うが、観客がいるのといないのとでは違う。情熱が欠けているような感じだ。見慣れない光景だとは思うが、何事にもそのうち慣れていけるものだ」

 最後にザッケローニ氏は、古巣のインテルやユベントスについて見解を示した。

「インテルは良いものをいくつも見せてきたが、まだ何かが足りない。ユベントスはリーグ戦で圧倒的であることがほとんどだったので(僅差でスクデット争いをする)今の状況には驚きだ。チームは出来上がって来たように見えたが、システムを変え続けている。ユーベはまだ工事中のようだ」

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