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ミラン指揮官ピオリ「観客がいない中でプレーするなんてカルチョではない」

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ミランステファノ・ピオリ監督

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリは、8日のジェノア戦終了後『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

 ミランは8日、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていたセリエA第26節のジェノア戦に臨んだ。無観客の本拠地サンシーロで行われた一戦において、ミランは前半のうちに2点を献上。77分にズラタン・イブラヒモビッチが1点を返したが、残留争い中のチームに1-2と敗れた。ミラン指揮官ピオリは試合終了後、敗戦の弁を述べた。

「我々のクオリティを示す大きなチャンスだったし、良いプレーを見せられたはずだった。しかし、自分たちのミスにより勝利をつかむことができなかった。全責任は自分たちにある。言い訳は通用しない。より良いパフォーマンスを見せることだけを考えていきたい」

 またピオリは、ミラノを州都とするロンバルディア州全土の封鎖が決定された中、無観客で試合が行われたことに自身の見解を示した。

「観客がいない中でプレーするなんてカルチョではない。我々にとってもみんなにとっても共通して言える。(コロナ対策について)私などよりもこういった決断を下すのにふさわしい人物がいるはず。我々は仕事をするためにここにいる。こんな状況でも良い結果を出せるよう努力したい」

 最後にミラン指揮官は、来シーズンの次期監督としてラルフ・ラングニック氏の名前が報じられていることについてコメントした。

「我々は仕事にしっかり集中していかなければならない。私自身は将来のことを気にしていない。この仕事にはつきものだからね。今シーズンを良い形で終えることは非常に重要。栄誉あるクラブで仕事をしているのであり、ファンも常に支えてくれているからね」

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