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敗退モウリーニョをイライラさせた質問…「全てのチームでそれをしたいか?」

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トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督

[3.10 欧州CL決勝T1回戦 ライプツィヒ3-0トッテナム]

 トッテナムは10日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でライプツィヒのホームに乗り込み、0-3で敗れた。2試合合計0-4となり、準々決勝進出はならず。昨季ファイナリストが決勝トーナメント1回戦で姿を消すことになった。ジョゼ・モウリーニョ監督の試合後のコメントをイギリス『BBC』が伝えている。

 トッテナムはエースFWハリー・ケイン、FWソン・フンミン、MFムサ・シソコなど多くの負傷者に悩まされる中、逆転での決勝トーナメント1回戦突破を狙ったが、逆境を跳ね返すことはできなかった。これで公式戦6戦勝ちなし(1分5敗)となっている。

 モウリーニョ監督は来季に向けて大規模な補強が必要かという質問に対し、「私はそうは思わない」と否定。また、怪我人の影響に関して問われると、イライラした様子を見せ、次のようにまくし立てた。

「怪我を通して蓄積した問題であるのが明らかである時は、他のことについて聞いてほしい」

「私たちはメンタルエクササイズを行うことができる。ライプツィヒをザビッツァー、シック、ベルナーなしで想像してみてくれ。サラー、マネ、ヘンダーソン、フィルミーノなしのリバプールを想像できるか? グリエーズマン、メッシ、スアレス、ピケのいないバルセロナは?」

「世界中の全てのチームでこのエクササイズをしたいか? どのチームも苦労すると思う。それは簡単なことだ。3〜4試合には対応できるが、3〜4か月は対応できない。ライプツィヒのベンチにいる全ての選手は、この瞬間に私たちのチームでプレーできるだろう」

 トッテナムは現在、プレミアリーグで欧州CL出場圏内の4位チェルシーと勝ち点7差の8位。欧州大会への2年間の出場停止を言い渡されている2位マンチェスター・シティの異議申し立てが認められなかった場合は、現在4ポイント離れている5位でも出場権を得ることができる。

 モウリーニョ監督は「困難な瞬間によって、未来をより良い方法で準備することができる」と欧州CL敗退をプラスにとらえつつ、「現時点で明日に問題が解決することはないので、チャンピオンズリーグ出場権を獲得することは非常に困難だ。私たちは最後まで戦う」と話した。

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