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アタランタの爆発力は本物!FWイリチッチがメッシ、C・ロナウドに並ぶ2戦5発で8強に導く

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[3.10 欧州CL1回戦 バレンシア3-4アタランタ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、アタランタ(イタリア)がバレンシア(スペイン)を4-3で下した。2戦合計8-4としたアタランタが準々決勝に勝ち上がった。

 スロベニア代表のベテランが大仕事をやってのけた。FWヨシプ・イリチッチは前半3分にPKを決めて試合を動かすと、同点とされて迎えた同43分にも再びPKを決める。後半には試合をひっくり返されるが、26分にカウンターから同点弾を決めてハットトリックを達成。同37分には4点目となる決勝点を決めた。

 アタランタの快進撃を演出した32歳。『BBC』によると、CL史上アウェーでのハットトリックは、13-14シーズンのFWズラタン・イブラヒモビッチ(当時パリSG)を抜いて最年長記録を更新。スロベニア人のハットトリックはCL史上初となる。
 
 またイリチッチは第1戦でも1得点を決めている。『Opta』によると、CL決勝トーナメントの第1戦と第2戦で合計5得点以上を記録したのは、11-12シーズンのFWリオネル・メッシ(バルセロナ)、16-17シーズンのFWクリスティアーノ・ロナウド(当時R・マドリー)に続いて、史上3人目の快挙になるという。

 アタランタはセリエAで今季、リーグ1位の70得点を記録。セリエAの歴史に名を残すほどの攻撃力を欧州の舞台でも存分に見せつけている。

 対するバレンシアは、第1戦のビハインドを跳ね返すどころか、ホームで打ち合いの末に敗れ、ダブルを許すという屈辱を味わった。バレンシアは02-03シーズンの準々決勝第2戦でインテルに勝利して以来、決勝トーナメントでは10試合勝ちなしとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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