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無観客試合には反対?ネビル氏が指摘「スタジアムを閉鎖する必要があるならば…」

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ガリー・ネビル氏が反論

 新型コロナウイルスの影響を受けて、ヨーロッパ・サッカー界でも無観客試合が相次いでいるが、マンチェスター・ユナイテッドのOBにして『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるガリー・ネビル氏が異を唱えた。

 ヨーロッパでも猛威を振るう新型コロナウイルス。深刻な影響を受けるイタリアでは、セリエAの4月3日までの開催中止が決定。さらにリーガ・エスパニョーラ、リーグ・アン、UEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグでも続々と無観客試合が決定するなど、ヨーロッパサッカーにも大きな影響を及ぼしている。

 そして、ついにプレミアリーグでも試合延期が決定。10日にエティハド・スタジアムで予定されていた第28節、マンチェスター・シティアーセナル戦は予定を変更することが発表された。オリンピアコス会長エバンゲロス・マリナキス氏が感染したことにより、接触のあったアーセナル選手やスタッフは自宅待機を命じられている。

 そんな中、ネビル氏は無観客試合での開催に異を唱えた。自身のツイッターで「私は無観客で試合を行うことに賛成はできない」とし、影響を受けるクラブへ資金的なサポートをすべきだと訴えた。

「スタジアムを閉鎖する必要があるならば、協会はシーズンを遅らせて、安全に試合を行う方法を見つけなければならない。クラブに生き残るための収入を保護するために」

 近年、サッカー界では選手や監督の給与など人件費が膨れ上がり続け、クラブ運営費は上昇し続けている。クラブにとっては、チケット料など試合当日の売り上げは大きな収入源の1つ。ネビル氏は、それを担保する必要があると指摘している。

 感染者の増加は止まらず、収束する気配の見えない新型コロナウイルス。プレミアリーグ、そしてイングランドサッカー協会(FA)はどのような対応をしていくのだろうか。

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