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鎌田&長谷部先発のフランクフルト、アウェーゴール3発許しEL8強暗雲

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フランクフルトFW鎌田大地

[3.12 EL決勝T2回戦第1戦 フランクフルト0-3バーゼル]

 ヨーロッパリーグ(EL)は12日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行い、FW鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)はホームでバーゼル(スイス)と対戦した。昨季EL4強のフランクフルトは0-3で敗戦。鎌田と長谷部は揃って先発入り。長谷部は後半29分、鎌田は後半33分に途中交代となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、無観客のホーム試合となったフランクフルトは4-3-3の布陣を敷き、長谷部はアンカーの位置でプレー。決勝トーナメント第1戦ザルツブルグ戦でハットトリックを達成するなど、今季EL得点ランクトップタイ6ゴールを挙げている鎌田は右FWで先発した。

 均衡を破ったのはバーゼルだった。前半27分、PA左手前の位置からMFサムエレ・カンポが美しい弧を描いた直接FKをニアに突き刺した。アウェーゴールを許したフランクフルトはボールを保持して押し返すと、後半20分、鎌田のスルーパスで抜け出したトゥーレが右足ダイレクトで狙ったが、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。

 反撃ムードを高めたフランクフルトだったが、次の一点を奪ったのもバーゼルだった。GKヨナス・オムリンのロングボールからDFラインの背後に抜け出したカンポが折り返すと、FWケビン・ブアが右足チップキックでGKの頭上を抜き、無人のゴールに沈めた。

 フランクフルトは後半29分に長谷部、後半33分に鎌田が交代でベンチに退いた。後半40分にはMFファビアン・フライにダメ押し弾を許し、アウェーゴール3発を許す苦しい展開。最後までゴールをこじ開けられなかったフランクフルトは0-3で敗れ、8強進出は厳しい状況に追い込まれた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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