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CL敗退のリバプール、アリソン不在が大きく影響…英紙が代役GKを痛烈批判

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ミスから失点を許したGKアドリアン

 リバプールは正守護神アリソン・ベッカーの不在が大きく響いた。

 アリソンは今月3日に行われたFAカップ(国内杯)5回戦のチェルシー戦前のトレーニング中に股関節を負傷。同試合でGKアドリアンがスタメン起用されたが、正面に飛んできたMFウィリアンのシュートを弾き出せず、敗退に絡んでしまった。

 それでもアドリアンは、11日に本拠地アンフィールドで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦のアトレティコ・マドリー戦にも先発出場。好セーブも見せていたが、2戦合計で逆転して迎えた延長前半7分、バックパスの処理からまさかのキックミス。相手にボールを献上してしまい、そのままMFマルコス・ジョレンテにゴールを許した。

 リバプールは延長戦の30分間で3失点を喫して2-3で敗戦。2戦合計2-4で前回王者がベスト16で姿を消すこととなった。

 英『BBC』はアリソンの不在が大きかったと報道。そのうえで「このゲームは、多くの点で2人のゴールキーパーの物語だった」として、次のように伝えた。

オブラクはアトレティコ・マドリーの手強い壁を形成し、ペナルティーエリアで11セーブを記録。巨大な存在感を示した。対照的にリバプールは、チェルシーとのFAカップ5回戦でミスを犯して敗戦に貢献してしまったアドリアンの絶望的なクリアからゴールを決められた」

「アドリアンのミスの後、リバプールの士気と闘争心は目に見えて消えた。リバプールはプレミアリーグ初優勝を完了させるだろう。だが、ヨーロッパチャンピオンとしての地位に誇りを持っており、これは痛みを伴う夜だった」

 批判を受けるアドリアンだが、今季早々に負傷離脱したアリソンに代わってチームをプレミアリーグ開幕8連勝に導くなど、2月29日の第28節ワトフォード戦まで続いた無敗記録に大きく貢献してきた。アリソンは軽傷のようだが、このミスを引きずらず、チームのために戦い続けて欲しいところだ。

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