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久保建英は来季もローンが現実的か…西メディアが去就や今夏の動向を予想

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 レアル・マドリー久保建英の将来はどうなるのだろうか。スペイン『アス』が特集を組んでいる。

 昨夏にFC東京からレアル・マドリーに加入した久保。プレシーズンにはファーストチームに帯同したが、シーズン開幕後に期限付きでマジョルカに移籍する。以降、新天地で難しい時を過ごすも、直近のリーグ戦3試合で2ゴールを記録するなど残留争いを強いられるチームの中で輝きを放ちつつある18歳の日本代表MFに対しては、来シーズン以降の去就に大きな注目が集まっている。

 そんななか、『アス』が伝えたところによると、久保の来シーズン以降の予定は依然として不透明の模様。ルカ・モドリッチの去就、マルティン・ウーデゴーアの復帰、今夏の新戦力などさまざま要因との兼ね合いがあるようだが、最も現実的なオプションとして同メディアが掲げるのは「レアル・マドリーの条件に合致し、ヨーロッパで戦えるクラブへのローン」のようだ。

 久保は今シーズンここまで公式戦25試合で3ゴール3アシストを記録。さらに、ドリブル回数ではリーグ9位、被ファウル数は同10位、ドリブル成功数は同18位などのスタッツを残す。これを受け、レアル・マドリー復帰の可能性に期待が掛かるが、EU圏外選手の登録枠の兼ね合いもあり、なかなか難しいミッションのようだ。

 さらに同メディアは、今夏に予定される東京オリンピック出場に関しても触れている。母国での金メダルを目指すU-23日本代表にとって久保は“アイコン”であり、チームに欠かせない存在。同選手自身も出場を目指すと考えられているが、仮にジネディーヌ・ジダン監督がプレシーズンツアーへの帯同を要請すれば、ファーストチームでの定位置確保に向けて東京行きを断念する可能性もあるようだ。

 しかし、現在世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、オリンピック開催にも暗雲が立ち込める。現段階で今夏の予定すら宙に浮く状況だが、久保はどのような形でプレシーズンを過ごすことになるのだろうか。

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