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インテルとオーナー企業がイタリアにマスク30万枚を寄付「中国での経験が助けになることを祈る」

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インテル会長を務める蘇寧グループのスティーブン・チャン氏

 インテルは12日、オーナー企業・蘇寧グループとともに、新型コロナウイルスへの緊急対策として、イタリア市民保護局に30万枚の医療用マスクや防護服、消毒剤などの衣料製品の寄付を決定したことを発表した。12日、クラブ公式サイトが伝えている。

 猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を大きく受けているイタリア。セリエAにも波及しており、ユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニやサンプドリアのFWマノロ・ガッビアディーニも感染が認められている。

 インテルは世界的な非常事態において、オーナー企業・蘇寧グループ独自の供給ルートから感染保護グッズを確保。イタリア市民保護局とイタリアの支援に動き始めた。

 インテル会長を務める蘇寧グループのスティーブン・チャン氏は「中国がコロナウイルスとの闘いで得た経験が、イタリアでのウイルス拡散を迅速に阻止する助けとなることを願っている」とコメント。「この緊急事態に立ち向かうために、我々は寄付の継続と強化を図りイタリアをサポートしたい」と伝えている。

 蘇寧グループとインテルは、新型コロナウイルスが初期段階で流行した中国・武漢においてもウイルス拡大阻止のために尽力。伝染対策に関わる武漢の職員たちに同じく30万枚の医療用マスクを寄付していた。

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